エンゼルス・大谷の経済効果は約240億円の巨額 関大・宮本名誉教授が試算「驚くべき金額」

[ 2021年7月2日 17:24 ]

大谷翔平(AP)
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 関西大学の宮本勝浩名誉教授(76)が2日、エンゼルスで二刀流で活躍する大谷翔平投手の「経済効果」を算出。約240億1674万円という数字がはじき出された。

 宮本名誉教授は、米国内での直接効果を約94億1886万円と推計。日本国内の直接効果を約17億円とした。この数字をもとに波及効果を計算。日米合わせた経済効果は約240億1674万円となった。
 一人の選手が及ぼす経済効果としては巨額。11年の中日の優勝(約219億円)、13年の楽天の優勝(約230億円)を上回る。

 宮本名誉教授は「この驚くべき金額から、大谷選手がいかに偉大な選手であるかがわかる。もし、今年が新型コロナの影響のない普通の年であれば、アメリカ国内の観客の増加や、日本からの応援ツアーのファンの大幅な増加が見込まれたであろうことを考えると、この金額はさらに増加していたと推察できる。コロナ禍で暗い話題の多い中、日本人とアメリカ人にとって明るく夢のあるニュースである」と述べた。

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2021年7月2日のニュース