阪神・中谷&ソフトバンク・二保 交換トレード正式発表

[ 2021年7月2日 12:00 ]

阪神・中谷(左)とソフトバンク・二保の交換トレードが合意に達した
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 阪神は2日、中谷将大外野手(28)とソフトバンク・二保旭投手(31)の交換トレードが合意に達したことを発表した。

 13年目の二保は今季1軍2度の先発で未勝利ながら、ウエスタン・リーグでは11試合4勝1敗、防御率2・57。昨季は初めて開幕ローテーション入りを果たすなど、先発として一定の実績を持つ上、15年には44試合、18年には35試合に登板するなど中継ぎでの経験も豊富で、柔軟な起用を見込める。チームは守護神・スアレスがリーグトップの23セーブを誇り、セットアッパーの岩崎もリーグ2位の21ホールド。安定感のある8、9回とは対照的に「7回の男」が固まっておらず、来週6日から控える今季初の9連戦前に、戦力整備に手を打った。

 中谷は17年に133試合出場で自己最多20本塁打を放った一方で、外国人選手や佐藤輝らの活躍もあって、11年目の今季は1軍出場がない。それでもまだ28歳と若く、出番にさえ恵まれれば力を発揮できる能力は備えている。両選手の出場機会を求める思惑が、両球団で一致した。

 ▼中谷 全国のタイガースファンのみなさま、そして阪神タイガースに携わっていらっしゃるすべての関係者のみなさま、これまでたくさんの応援をしていただきありがとうございました。入団してから11年間タイガースにお世話になり、本当に感謝の気持ちしかありません。福岡ソフトバンクホークスに移籍しても、成長し、元気な姿を1人でも多くの方に届けられるように頑張っていきます。11年間、本当にありがとうございました。

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2021年7月2日のニュース