ナショナルズのシュワーバーが10試合で12発 大谷を上回る量産ペース

[ 2021年6月30日 13:23 ]

2試合連続で先頭打者弾を放ったナショナルズのシュワーバー(AP)
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 前日のメッツ戦で史上初めて「17日間で15本塁打」を記録していたナショナルズのカイル・シュワーバー(28)が、29日に地元ワシントンDCで行われたレイズ戦で2試合連続の先頭打者アーチをマーク。初回にレイズ先発のリッチ・ヒル(41)が投じた初球を右越えに運ぶ25号ソロを放ったもので「10試合で12本塁打」は1995年にアルバート・ベル(インディアンズ)が記録して以来、26年ぶり史上2人目の“快挙”となった。

 シュワーバーの先頭打者弾は今季7本目(通算18本目)だがすべて6月にマーク。6月8日に「1番」で起用されるようになってからは18試合で16本目の本塁打となった。

 6月の月間本塁打数も16本で、これはサミー・ソーサ(カブス)が1998年にマークした20本に次ぐ史上2番目の記録。試合はナ・リーグ東地区2位のナショナルズが4―3で勝って3連勝を飾り、今季の成績を39勝38敗とした。ア・リーグ東地区2位のレイズは連敗で47勝33敗。同地区首位のレッドソックスとのゲーム差は「2」に開いた。

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2021年6月30日のニュース