広島 自力V消滅危機で会心の勝利 野間が値千金の今季1号 先発・九里も無失点投球で踏ん張った

[ 2021年6月30日 20:54 ]

セ・リーグ   広島1-0巨人 ( 2021年6月30日    東京D )

<巨・広13>勝利し笑顔の広島ナイン(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 広島が、30日の巨人戦に1-0で完封勝ちを収めた。引き分けでも、自力優勝の可能性が消滅(対象チームは巨人)する瀬戸際だったが、何とか踏ん張った。

 打線は、巨人に復帰した山口を攻略できなかった。初回は、菊池涼、西川、小園と3者連続三振という立ち上がり。2回以降も山口の投球術に手も足も出せず。2回に相手失策、5回に死球、6回に四球で走者を出したものの、攻略の糸口をつかめなかった。

 だが8回1死、野間が山口から初安打となる今季1号弾を放って先制。この1点を投手陣が守り切った。

 先発の九里は7回2/3を6安打無失点。2番手のバードも無失点で切り抜け、最終回は栗林が3者凡退で締めて、15セーブ目。1-0という緊迫感あふれる展開を制した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月30日のニュース