日本製鉄広畑・川瀬 大会一番乗りで完封「大舞台で借り返せて自信になった」 2年前のリベンジにも成功

[ 2021年6月30日 05:30 ]

社会人野球日本選手権1回戦   日本製鉄広畑2-0JFE西日本 ( 2021年6月29日    ほっと神戸 )

<日本製鉄広畑・JFE西日本>完封勝利を挙げた日本製鉄広畑・川瀬(左)(撮影・成瀬 徹)
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 開幕し1回戦3試合が行われた。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となり2年ぶりの開催。日本製鉄広畑はエース右腕・川瀬航作投手(24)がJFE西日本を5安打に抑えて完封一番乗りを果たし2回戦に進出した。

 2―0の9回、川瀬が最後の打者を右飛に打ち取るとようやく表情が緩んだ。社会人1年目だった19年の都市対抗2回戦で5回途中3失点と打ち込まれて敗れたJFE西日本打線を散発5安打に抑え今大会完封一番乗り。「自分の力を全部出し切った結果、完封につながった。うれしい気持ちが一番強い。大きな舞台で借りを返せて自信になった」と心地よさそうに汗をぬぐった。

 成長をアピールする120球だった。投球時に大きく三塁側に踏み出し、さらに右サイドハンドから投じられる角度あるスライダーと130キロ台後半の直球で相手を翻弄(ほんろう)した。2年前の対戦では初回に四球から崩れたが、この日は1四球と制球も抜群で三塁を踏ませなかった。

 2年前より体重は4キロ増えて91キロとなり安定感がアップ。今年から投手リーダーに就任して自覚も増した。プロ入りもあきらめてはいない。「今年がラストチャンスだと思って練習している」。大舞台でアピールを続け、夢をつかみ取るつもりだ。 (中澤 智晴)

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