楽天 マー君好投も打線沈黙で2位転落 石井監督の一問一答「田中は勝つチャンスをくれる投球」

[ 2021年6月30日 21:58 ]

パ・リーグ   楽天0―3日本ハム ( 2021年6月30日    楽天生命パーク )

<楽・日>5回2死三塁、高浜から三振を奪い、ほえる田中将 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 楽天の連勝が4で止まり、2位に転落した。先発・田中将は7回3安打1失点と好投したものの、打線が沈黙した。初回2死満塁の好機で無得点に終わると、3回までで6残塁。6安打5四球とチャンスを作りながら零封負け。田中将は5敗目を喫した。

 
 以下、石井監督の試合後の一問一答。
 
 ―終盤までロースコアの展開だった。
 なかなか得点までいたらなかった。こういった打破できない展開もあるので、チームでしっかり点をとる努力をしていきたい。

 ―初回の満塁の好機で無失点。
 チャンスだからといって点を取らせてくれるわけじゃない。相手も必死になってやってくる。そこで何とか打ち崩したりしっかりアプローチしていくことが大事だけど、結果が残らないこともある。

 ―田中将は7回1失点と好投した。
 チームに勝つチャンスをくれる失点(数)だった。終盤までチームが諦めずに戦えたのも、田中の投球があったからだと思う。真っ直ぐも力強かったし、要所要所でしっかり精度の高い決め球を投げてくれた。こういう投球を年間通してやってくれている。勝つチャンスを作ってくれる投球内容だった。

 ―打線が援護できず、白星をつけることができなかった。
 みんなが勝ちたいので。田中だけで勝ちたいわけではない。チーム一丸となって戦ったけど、なかなかなか今日は勝てなかった。また明日切り替えてしっかりと戦いたい。

続きを表示

2021年6月30日のニュース