広島 過去2年は一度もなしの「1―0」勝利 今季はすでに2度目、佐々岡監督「栗林がいるから」

[ 2021年6月30日 22:32 ]

セ・リーグ   広島1-0巨人 ( 2021年6月30日    東京D )

<巨・広13>勝利し歓喜の栗林(左)と磯村(撮影・島崎忠彦)
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 広島・栗林良吏投手(24)がヤクルト・マクガフと並ぶリーグ2位の15セーブ目を挙げた。わずか1点差の9回。いずれも152キロの速球で岡本和を空振り、坂本を見逃しで連続三振に仕留め、梶谷はフォークで二ゴロに退けた。

 打者3人ともフルカウント勝負。ソロ被弾でも勝利が消える最少リードを念頭に慎重に攻めつつ、四球は出さない。新人ながら歴戦の守護神のような見事な仁王立ちだった。

 抑え投手を含めて救援陣が不安定だった過去2年は一度もなかった1―0勝利が、今季は3月30日の阪神戦に続いて2度目。佐々岡監督は「しっかりコントロールできているし、しびれる中で抑えるのは本当にたいしたもの。こういう試合を取れるのは、栗林がいるからだと思う」と称賛を惜しまなかった。

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2021年6月30日のニュース