日本ハム新球場 小学生以下の入場料一律無料!12球団初の試み SDGsに貢献する街づくりの一環

[ 2021年6月30日 05:30 ]

2023年開業予定の新球場「エスコンフィールド北海道」のイメージ図
Photo By 提供写真

 日本ハムの新球場運営会社、ファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)は29日、23年に北広島市に開業する「エスコンフィールド北海道」で開催する公式戦で小学生以下の入場料を一律無料化するなど、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する街づくりの取り組みを発表した。

 現本拠の札幌ドームでも4歳以下の座席を必要としない子供は入場料無料だが、座席料とは切り離して子供の入場料を無料として球場内外のキッズエリアなど遊び場を提供する。他球団でも小学生のファンクラブ会員を無料としている例はあるが、小学生を一律で無料とするのは12球団初の試みとなる。担当者は「一部有料エリアはあるが、無料で遊べるキッズエリアを幅広く設けようと思っている。高学年の小学生までいろんな年齢の子供たちが遊べるようにしたい」と説明した。

 新球場を核として周辺エリアを含めた「北海道ボールパーク Fビレッジ」全体でSDGsに貢献する街づくりを目指し、子供、地域、パートナー連携を重視した取り組みを行い、Fビレッジにさまざまな世代が集えるよう持続可能な街づくりを進めていく。栗山監督も「次の世代に向けて夢をしっかり伝えられるようにやらないといけないと思っている」と取り組みを歓迎した。(東尾 洋樹)

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2021年6月30日のニュース