阪神・マルテが“珍守”で逆転許さず 一塁ベースに当たった打球が側頭部付近直撃

[ 2021年6月30日 19:27 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2021年6月30日    甲子園 )

<神・ヤ(11)> 初回1死二塁、マルテは先制の適時二塁打を放つ (撮影・平嶋 理子)                           
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 阪神先発・アルカンタラのピンチを一塁手・マルテが“好守”で救った。

 アルカンタラは1点リードの4回、先頭の村上に右中間への一発を浴びて同点に追いつかれると、中村、サンタナにも連打を浴びて一、二塁。一打逆転のピンチで迎えた元山が放った打球は一塁線へのゴロ。これが一塁ベースに当たってコースが変わり、マルテの側頭部付近に直撃した。

 そのまま一塁線を抜けていれば二塁走者が生還していた可能性が高かっただけに、アルカンタラにとっては救われたプレーだった。打球が当たったマルテも苦笑いを浮かべ、プレーに支障はない様子。満塁となって迎えた高梨をアルカンタラは投ゴロ併殺打に仕留め、逆転は許さなかった。

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