亜大のドラフト候補・松本健吾が完封 昨秋登板ゼロの意外な理由とは

[ 2021年4月12日 16:24 ]

東都大学野球・第3週第1日   亜大2―0駒大 ( 2021年4月12日    神宮 )

<駒大・亜大>6回2死二塁のピンチを抑え、雄叫びを上げながらベンチに引き揚げる亜大先発の松本健(撮影・河野 光希)
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 昨秋のリーグ戦王者の亜大はここまで1勝3敗と不調だったが、今秋のドラフト候補に挙がる右腕の松本健吾投手(4年)が駒大を2安打に封じる快投で完封勝利。昨秋は巨人にドラフト1位指名された平内龍太投手がチームをけん引。新たな投手陣の柱となり、連覇を目指す。

 有言実行の完封勝利だ。9日の中大戦は先発で6回1失点の好投も、救援陣が5失点を許して0―6で敗戦。松本健は敗戦後、生田勉監督に「(次戦は)完投させてください」と直訴した。

 最速で146キロを計測した直球、ツーシームなどの変化球を低めに集めた。9イニングのうち、三人で終えるイニングを5度つくり、テンポ良く7三振を奪って、2年秋以来となる完封勝利を挙げた。

 「しっかり捕手(小山翔暉)と意思疎通ができた。自分の投げたいボールを捕手が(サインを)出してくれた。それをしっかり投げられたことが抑えられた要因と思います」

 東海大菅生では3年夏に甲子園出場を果たし、亜大では1年秋からリーグ戦出場を続けたが、昨秋は登板0。指揮官は「去年は掃除をサボったりしていたので、外して投げさせなかった」と意外な理由を明かし、心身ともに成長して結果を出した右腕に「去年の失敗が成長につながっている。期待通りに頑張ってくれた。今日勝ったことは勢いにつながると思う」と目を細めた。

 昨秋は平内龍太投手が最高殊勲選手、最優秀投手を獲得する活躍で巨人のドラフト1位指名を勝ち取った。松本健は「1個上の先輩で背中を見てきた。平内さん以上の活躍ができるようにやっていきたい」。投手陣の柱となることを誓った。(柳内 遼平)

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