9回打ち切り導入で今季の引き分けは12試合 過去最多の引き分けだったシーズンは?

[ 2021年4月12日 16:49 ]

11年04月16日、ナゴヤドームで行われた中日・阪神戦。延長10回終了時に3時間26分経過のため11回まで行われ、試合時間4時間2分を示す電光掲示板
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 コロナ下での2年目のプロ野球のシーズン。今季導入された9回打ち切りルールは、戦い方にも変化を与えた。開幕5カード、計88試合で早くも12引き分け。シーズン858試合換算では117試合ペースとなる。

 プロ野球で最も引き分けが多かったのは、12年の両リーグ合計74試合で、前年の11年も合計56試合あった。これは、11年に発生した東日本大震災の影響によるもの。電力事情悪化に配慮し、同年と12年に延長12回制ながら3時間30分を過ぎて新しい延長回に入らない、試合時間短縮を狙った特別ルールを採用したためだった。

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2021年4月12日のニュース