ロッテ・鳥谷 通算350二塁打達成まであと数センチ…それでも四球でつないで得点演出

[ 2020年8月23日 20:40 ]

パ・リーグ   ロッテ4―6ソフトバンク ( 2020年8月23日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>9回裏無死一塁、代打・鳥谷の右線の打球はファウルの判定(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの鳥谷が通算350二塁打まであと数センチの大ファウルが打線に火をつけた。9回無死一塁の場面に代打で登場すると、森のツーシームを右翼線に弾き返した。

 350二塁打にあと1本と迫っている鳥谷が二塁ベースに達するとスタンドは盛り上がったが、判定はファウル。井口監督がすかさずベンチを飛び出してリプレー検証を求めたが、審議の末に審判の判定は覆らなかった。

 通算350二塁打を達成すればNPB史上46人目。

 打席に戻った鳥谷は粘って四球を選び、続く福田秀の右飛でタッチアップ。二塁を奪い、1死二、三塁と好機を拡げ、中村奨の中前打で一気に生還。ヘッドスライディングでチームを鼓舞したが、あと1歩届かず、ソフトバンクに連敗。並んでいた首位から陥落した。 

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2020年8月23日のニュース