中日・大野雄 4試合連続完投勝利!今季初完封で花 今中、山本昌の球団レジェンド左腕に並んだ

[ 2020年8月23日 16:40 ]

セ・リーグ   中日3―0DeNA ( 2020年8月23日    ナゴヤD )

<中・D>先発の大野雄(撮影・坂田 高浩)
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 これぞエースだ。中日・大野雄が4試合連続完投勝利を今季初の完封で飾った。

 DeNA打線に連打を許さず、凡打の山。6回は宮崎の中前打でこの試合、初めて先頭打者を出したものの続くソトを三ゴロ併殺に封じ、ピンチの芽を摘んだ。

 4試合連続完投勝利に加え2桁奪三振となれば、野茂英雄氏以来だったが、快挙とはならず。それでも高いゲームコントロール能力を見せ、今季初の完封勝利でチームを3連勝に導いた。

 4試合連続完投勝利は球団では06年佐藤充(5試合)以来だが、左腕に限ると94年の今中慎二(6~7月)、山本昌(9月)が最後。往年のエース左腕たちに並ぶ記録を樹立した。

 チームも今季2度目のカード3連勝でついに借金は1と勝率5割復帰が目前。8月の本拠地ナゴヤドームは6勝2分け負けなしでフィニッシュ。真夏の逆襲はまだまだ続きそうだ。

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