オリックス・由伸 リーグ今季初完投勝利 自己最多13Kで3勝目「少し緊張」

[ 2020年7月13日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2―1日本ハム ( 2020年7月12日    京セラD )

9回2死一塁、最後の打者・近藤を三振に打ち取り拳を握る山本(撮影・井垣 忠夫)
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 リードはわずか1点だったが、自信を持って9回のマウンドに立った。オリックス・山本は、1死から西川に右前打を許すも、王柏融ワンポーロンを二ゴロに仕留め2死。最後は140キロフォークで近藤から空振り三振を奪った。自己最多の13奪三振で無傷の3勝目。昨年6月28日西武戦(メットライフ)での完封以来、自身2度目の完投勝利を今季パ・リーグ一番乗りで決め、ガッツポーズも飛び出した。

 「お客さんの前で野球をするのが久々だったので少し緊張したんですけど、1球1球温かい拍手をいただいて、本当に良いパフォーマンスができた」

 8回を終え、球数は108に達していた。本来なら降板してもおかしくなかった。それでも、西村監督との話し合いで「いろんな意見交換をして、いけるという結論だったので、行きました」と覚悟を決めた。指揮官も「そこは信頼です」と納得して、マウンドに送り出した。

 6回1死まで1人の走者も許さなかった。MAX155キロに140キロ台中盤のフォーク、スライダーも切れ味抜群。2巡目までは近藤、中田、清宮の主軸トリオを相手に、全6打席で空振り三振を奪った。まさに、圧巻。1点を失ったことの方が不思議だった。

 チームは今季2度目の3連勝で最下位を脱出。日本ハムを抜き、単独5位となった。「今、すごく状態がいいですから、早く何とか5割に持っていきたい」と西村監督。最大9あった借金を3まで減らした。エースの力投で有観客試合3連勝。本拠地で戦う、14日からのソフトバンク6連戦ががぜん面白くなってきた。(田中 貴久)

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