阪神・スアレス “代役守護神”はひやひやデビュー「特別な気持ちだったね」

[ 2020年7月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―1DeNA ( 2020年7月12日    甲子園 )

試合終了後、梅野(左)と勝利を喜ぶスアレス(撮影・坂田 高浩)
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 “代役守護神”がひやひやデビューだ。2―0の9回のマウンドに上がったのは剛腕・スアレス。四球や自らの失策も絡んで1点を失いながらも何とかリードを守り切り、ソフトバンク時代の16年6月9日の同じDeNA戦以来、1494日ぶりのセーブを挙げた。

 「特別な気持ちだったね。ここまで勝ちでつないでくれたチームのために、しっかりと抑えたいという気持ちでいっぱいだったよ」

 今の投手陣を考えれば、この日に登録抹消された藤川の代役の1番手なのは明白。ただ、160キロ近いストレートを連発する右腕でも、試合を締めくくる大仕事は簡単ではなかった。先頭の代打・神里を歩かせ、1死後には佐野の一ゴロを処理したボーアからの送球を自身が落球。一、二塁からロペスに左前適時打を浴び、1点差に迫られた。

 それでも、怖い宮崎を中飛。最後は代打の乙坂を1球で遊ゴロに仕留め、安どの笑みを浮かべた。

 「ブルペンのみんながいい仕事をしたいと思っているし、今いるメンバーでチームを勝利に導けるように努めていきたい」

 信じて送り出した矢野監督も、薄氷を踏むような勝利に「ドキドキしました。はい、良かったです」と胸をなで下ろした。右腕の起用理由を「やっぱり経験がありますしね。その経験とボールに力があるというのも、もちろんそうですけど」と強調。藤川が離脱した当日の試合で、岩貞、スアレスの2投手だけで逃げ切れたのは、今後に向けても大きな1勝となった。(山添 晴治)

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