強い!ロッテ6連勝 8回に4点奪う大逆転勝利 人的補償で入団の小野がうれしいプロ初勝利

[ 2020年6月26日 21:44 ]

パ・リーグ   ロッテ6-5オリックス ( 2020年6月26日    ZOZOマリン )

<ロ・オ4>6連勝のロッテナイン(撮影・長久保 豊)
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 パ・リーグの単独首位に立つロッテが26日、オリックス戦で劇的な逆転勝利を飾った。

 2-5で迎えた8回、ロッテはオリックス6番手の海田を攻め立て、1死二塁からマーティンが中堅への適時二塁打。さらに中村奨も中前適時打でつなぐと、2死一、二塁から藤岡が中堅越えとなる2点適時二塁打を放ち、見事に逆転に成功した。9回はクローザーの益田が無失点で締めて、開幕2戦目から6連勝。16年6月に達成した7連勝に迫る大型連勝となった。

 7回から2回を1失点で抑えた小野がプロ初勝利。小野は鈴木大のFA移籍に伴う人的補償で今季からロッテに加入し、今季4試合目の登板でうれしい初勝利となった。投打の歯車が噛み合う内容で、25日に1530日ぶりに単独首位に立ったロッテの勢いを象徴する逆転劇となった。

 井口監督は「(8回は)あきらめない気持ちが出たイニングだった。今年はひっくり返せるという意識が強いので、その思いがあの回にぎゅっと凝縮されたと思う。チームの雰囲気も非常に良いので、明日、明後日も必ず勝ちたいと思います」と手応えを口にした。オリックス戦4連勝で早くもカード勝ち越しも決めた。

 一方のオリックスは先発の山岡が、初回にわずか3球で緊急降板。左脇腹に違和感を覚えたためで、エースの負傷に逆転負けとWのショックとなった。

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