ヤクルトの40歳左腕・石川 開幕戦に続いてまたも白星消滅 リリーフ陣4点リード守れず

[ 2020年6月26日 21:56 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―6巨人 ( 2020年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>ヤクルト先発の石川(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトは4点リードを守れず、巨人に5―6で逆転負け。巨人エース菅野に投げ勝ち、6回5安打1失点と好投した40歳左腕・石川の今季初勝利を開幕戦に続いてリリーフ陣がまたも消滅させた。

 ヤクルトは5回まで巨人先発右腕・菅野に散発2安打無得点に抑えられていたが、0―1で迎えた6回に山田哲がバックスクリーンへ3号2ランを放って2―1と逆転。さらに山崎、嶋にも適時打が出てこの回一挙5点を挙げ、5―1と4点リードで終盤に突入した。

 だが、7回から登板した2番手・梅野が代打・亀井に右前適時打され1点を返されると、8回には4番手・マクガフが中島に2点適時二塁打を許して5―4と1点差。8回2死から5番手として登板した守護神・石山がイニングまたぎとなった9回、代打・重信に逆転決勝1号2ランを浴びた。

 40歳5カ月の石川は開幕戦投手を務めた19日の中日戦(神宮)でも5回3失点で勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が打ち込まれて延長戦の末にチームは7―9で敗戦。セ・リーグ初の40代での開幕戦勝利が幻に終わっているが、この日も勝利投手の権利を持って降板しながら白星に手は届かなかった。

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2020年6月26日のニュース