ヤクルト・西浦 球団10年ぶり5人目の代打逆転サヨナラ本塁打「やったぞという思い」

[ 2020年6月26日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3-1阪神 ( 2020年6月25日    神宮 )

<ヤ・神3>9回2死一、二塁 逆転サヨナラ3ランを放ち生還する西浦(中央)(撮影・久冨木 修)
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 「密」になった歓喜の輪。ホームベースを踏んだヤクルト・西浦がナインから祝福攻めを受け、もみくちゃとなった。「やったぞという思いだった」。顔を紅潮させた高津監督とハイタッチを交わしたヒーローに笑顔が広がった。

 0―1の9回2死一、二塁。代打・西浦が虎の守護神・藤川の2球目、145キロ直球を捉えた。「入ってくれ」と祈った打球は、左翼席への代打逆転サヨナラ1号3ラン。新型コロナウイルスの感染防止のために避けなければならない「3密」も、この瞬間だけは本人もナインも忘れた。

 無理もない。代打逆転サヨナラ本塁打は球団にとって10年4月3日の横浜(現DeNA)戦で川本が放って以来、10年ぶり5人目の快挙。それを上半身のコンディション不良で開幕1軍も危ぶまれた西浦がやってのけた。

 昨季は7月に左肘を骨折するなど44試合の出場にとどまった。今季もエスコバーの加入で遊撃の定位置争いは厳しい。この日もベンチスタートだったが「一球入魂の気持ちで貢献したい」と、ワンチャンスをものにした。

 感染予防の自粛期間中は女子プロゴルフの渋野日向子も行う「3時9時体操」に取り組んだ。両足を広げ、両手で時計の針の9時から3時を作るストレッチ法。7年目の飛躍に向け、結果を出したアスリートの手法を積極的に取り入れる。

 初のサヨナラ勝利に高津監督も「みんなが勉強し合って刺激し合ういい関係ができている」と手応えも上々。チームを3勝3敗の五分に戻し、西浦は「途中からでも貢献できた」と役割をまっとうした喜びをかみしめた。 (君島 圭介)

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