阪神・ボーア&サンズ 最高の腕試し!15日対アドゥワ、16日は則本昂が登板予定

[ 2020年2月15日 05:30 ]

練習試合   広島5―4ロッテ ( 2020年2月14日    コザしんきん )

ランチ特打で鋭い打球を放つ阪神のボーア(撮影・大森 寛明)跳
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 「BS砲」も出撃準備完了だ。15日の練習試合・広島戦(宜野座)で阪神の新助っ人コンビ、ボーアとサンズがそろって先発出場する。4番一塁で出るボーアは目を輝かせた。

 「ここまで順調に来て、試合に出られる状態でいることに満足しているよ。楽しみでしょうがないという感じだね」

 13日のシート打撃では秋山から逆風を切り裂く右越え2ラン。3度の実戦形式の練習で5打数4安打2本塁打2四球と“無双状態”で、初めて対する他球団の投手にも威圧感を植え付ける構えだ。

 「投手が誰というよりも、他のチームと試合をできることが本当に楽しみだよ」

 3番DHを予定するサンズも、ボーアの陰に隠れているとはいえ、広角に打ち分ける打撃技術は首脳陣や敵軍スコアラーからも評価が高い。2番近本、4番ボーアが左打者で、シーズンでも3番起用できればジグザグに打線を組めるメリットもある。「シート打撃はやってきたけど、違うチームと対戦するのは楽しみだよ」と口をそろえた。

 実力を測るうえでも、最高の腕試しになる。15日の広島戦は1軍経験があるアドゥワ、薮田が、16日の楽天戦(宜野座)はエースの則本昂の登板が予想される。矢野監督は「自分のチームではない相手と戦って情報的なモノもあるし、相手の攻め方とかも勉強になる。早めに(打席に)立って、こういう感じか、ああいう感じかという自分の中のデータ、資料になっていくと思う。楽しみな姿を見せてくれているんで早く見たいな」と期待感を口にした。ともに2打席を予定しているが、希望すれば“おかわり”も検討される。(山添 晴治)

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