新井貴浩氏 広島・誠也の凡打に凄み感じた 詰まっても押し込めた

[ 2020年2月15日 08:30 ]

<広・ロ>試合後の特打中に新井氏(右)と談笑する長野(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 【新井さんが行く】スポニチ本紙評論家・新井貴浩氏(43)がプロ野球の春季キャンプを巡る「新井さんが行く~侍戦士の春」は東京五輪を控える侍ジャパン候補を中心に近況に迫る。

 誠也の凄みをより感じたのは、2打席目の方だ。フルカウントから左腕チェンのカット気味の内角球を中堅右深くまで打ち返した。強い逆風がなかったらフェンスに直撃するような当たりで、もしかしたら越えていた。

 見送っていれば、ボールかもしれない厳しいコース。昨季までなら詰まらされて内野フライになっていた。この中飛も詰まり気味。詰まっても、さらに押し込めた。バットを体の内側に入れ、ボールとバットの面が当たっている時間が感覚的に長くなったからできたことだ。練習での取り組みが実戦でも形になっている。本人も納得の凡打だったんじゃないかな。

 1打席目は外角を狙った唐川の球が真ん中付近に来たところを本塁打。中堅左という打球方向もいい。最初の対外試合で最初の球を一発で仕留めるのは素晴らしい。ただ、投手側からすれば失投だ。2打席目は違う。狙い通りにいった決め球。それをあそこまで打ち返されたら、バッテリーには恐怖感の方が強く残る。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2020年2月15日のニュース