阪神・ガンケル 16日の楽天戦で対外試合デビューへ 抜群の制球力披露だ

[ 2020年2月15日 05:30 ]

練習試合   広島5―4ロッテ ( 2020年2月14日    コザしんきん )

ノックを受ける阪神のガンケル(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の新助っ人、ガンケルが16日の楽天戦で対外試合デビューすることが14日、分かった。先発で3イニングを予定している。

 5日には球団外国人投手では一番乗りでフリー打撃に登板を果たすなど仕上がりの早さで目立ってきた。持ち味は四隅に投げ分けられる抜群の制球力。矢野監督も「捕手をやっていてもおもしろそうなタイプだし、両サイドにしっかり投げ込める」と評価している。

 外国人枠の競争がある中で、同じ先発型のガルシアは左肩の不調で開幕に間に合わない可能性も浮上。ライバルが出遅れている状況で存在感を示す絶好機がやってきた。11日のシート打撃登板では高めに浮くボールが目立っただけに、修正能力の有無も注目される。

 帰り際にチームメートから登板予定日の日曜日が雨予報だと英語で伝えられると「ブルペンで3イニング投げるよ」とジョークを飛ばして笑わせる場面もあった。「快晴のち快投」で初陣を飾りたい。

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2020年2月15日のニュース