ソフトB・ドラ2海野、キャノン背番「62」継承 1年目目標は「開幕1軍」

[ 2019年12月6日 05:30 ]

目標を「開幕一軍」と色紙に書き込んだ海野(撮影・岡田 丈靖)
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 「キャノン背番」継承だ。ソフトバンクは5日、福岡市内のホテルで新入団選手発表会見を行った。ドラフト2位・海野(東海大)は憧れの甲斐が今季までつけていた背番号「62」を受け継ぎ、「びっくりしたのとうれしいのが同じくらい。(甲斐と)比べられるようなレベルではないが、同じ番号なので頑張らないといけない。信頼される選手になりたい」と目を輝かせた。

 二塁への送球タイムは1・7秒台を誇り、東海大で4番を務めた強肩強打の大学No・1捕手。1年目の目標を問われると「開幕1軍」を掲げた。大学時代から甲斐の送球動作を参考にしてきたことを明かし、「守備力がアピールポイント。送球には自信を持っているので、1軍に定着できるように頑張りたい」と口元を引き締めた。

 甲斐だけでなく、ベテランの高谷、若手の栗原らライバルは多いが、海野にも実績がある。3、4年時に大学日本代表に選ばれ、同僚になる1学年上の甲斐野ともバッテリーを組んでおり、工藤監督は「今は(甲斐)拓也の存在があるが、脅かすくらいになってほしい」とエールを送った。座右の銘には「感謝」を挙げた22歳は「プロ野球選手になるという実感が湧いてきた」と意欲を見せた。 (川島 毅洋)

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2019年12月6日のニュース