巨人・阿部2軍監督 誇りの通算152死球、左打者歴代1位「いいバッターだと思ってくれていたから」

[ 2019年12月6日 09:30 ]

巨人の阿部2軍監督
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 「152」。今季限りで現役を引退した巨人・阿部2軍監督がプロ19年間で受けた死球の数だ。

 11月下旬に行われたトークショー。阿部2軍監督は誇れる数字を問われ、「通算のデッドボール数。多分、左バッターではトップじゃないかな」と分厚い胸を少しだけ張った。通算の死球数は歴代4位。本人の記憶の通り、左打者ではトップの数字である。

 2132安打は歴代27位、406本塁打は歴代18位…。他にも輝かしい記録がたくさんある中で、死球を選んだのには、捕手・阿部らしい理由がある。

 「強打者にはインコースを攻めないと打ち取れない。いいバッターだと思ってくれていたから、インコースの厳しいところにたくさん来た」

 “当てられた回数”が何よりスラッガーの証し。19年間で積み上げた自慢の記録の裏には、自身のルーキーイヤーに現役を引退した村田真一氏の存在がある。

 同じ捕手だった村田氏から「絶対手を見せるな。背中で当たれ」と打席でのボールのよけ方をたたきこまれた。野手の中でボールに触ることが誰よりも多いポジション。手を骨折してしまえば、長期離脱は免れない。扇の要を守ってきた先輩の金言で「19年で骨折したことない」とマスクをかぶり続けた。

 年間90試合を下回った年はない。通算2282試合出場も歴代17位。出続けなければ、死球もない。打った数だけじゃなく、当たった数も勲章だ。(記者コラム・青森 正宣)

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