西武・山川、1億円増の2億1000万円で更改 来季新背番号の誓い「3」連覇&「3」年連続本塁打王

[ 2019年12月6日 05:30 ]

契約更改後の会見で笑顔を見せる山川(撮影・森沢裕)
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 2年連続でパ・リーグの本塁打王に輝いた西武の山川穂高内野手(28)が5日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円増の年俸2億1000万円で更改した。来季は背番号3となる主砲はチームの3連覇と自身の3年連続本塁打王を誓い、東京五輪出場にも意欲を見せた。主力の契約更改はほぼ終了。リーグ2連覇を達成したチーム主力選手にとっては暖冬更改となった。

 本当にうれしそうだった。1億円増で2億1000万円に山川は「森に勝った。森は永遠のライバル。負けなくてよかった」と笑った。13年ドラフト同期入団の森が、前日に2億円で契約更改。4歳年上として「1000万円」上回り「勝ったというか(成績は)負けたけど、森との食事代で1000万円を使えたら」と続けた。

 今季は43本塁打を放ち2年連続本塁打王に輝いたが、打撃3部門はいずれも昨季を下回った。打撃不振から8月には4番を外れ「もう今年は全部ダメ。思い描いていた通りにいかなかったし、4番も外れた。悔しさの方が多いシーズンだった」と振り返る。代わりに4番に座った中村が4年ぶりに打点王に輝くなど活躍したが「来季は4番は絶対に譲らない」と宣言した。

 来季は背番号33から3に変わる。「重い数字。西武の3番は山川だと、野球を知らない人にも知ってもらえる数字にできれば」と力を込めた。見据える頂は高い。中村も本塁打王奪取を掲げているが「中村さんに絶対勝つ」とし、目標を「リーグ3連覇、3年連続本塁打王、日本一」に設定した。

 本塁打数については「(今季は)数を意識しすぎた」とし、あえて具体的な数字は掲げなかったが、パワーアップへ向けた取り組みは既に開始している。沖縄・中部商時代の体育教師で、やり投げで日本一に輝いたこともある赤嶺英哲氏の筋力メニューをこなしているという。同校陸上部が行うメニューで、20キロのプレートを使用しさまざまな動きを行う。当時から陸上部に入って行っていたメニューだそうで「当時でもプロよりきつい。瞬発力と爆発力に期待が持てるメニュー」と話した。これまで積極的に行ってこなかった筋力トレーニングでもある。

 来年の東京五輪には「優先順位はシーズン優先だが、二度とないこと。金メダル、出られればですけど」と意欲をのぞかせた。オフの肉体改造で飛躍を遂げれば、2020年は山川の一年となる。 (武本 万里絵)

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