2億円で更改、オリ吉田正の大幅昇給にグラウンド外の貢献 マッチョ動画にグッズ…人気向上に奮闘

[ 2019年12月1日 13:12 ]

2億円の大幅アップを勝ち取った吉田正。2億のVポースを作る(撮影・後藤 正志)
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 2億円で契約更改したオリックスの吉田正尚外野手(26)。「ツー・ハンドレッド・ミリオンです」のコメントはインターネットを中心に話題に挙がり、大台突破となる大幅アップは注目を集めた。

 入団5年目での2億円突破は、6年目(97年)にクリアしたイチローよりも早く球団史上初めて。球界を見渡しても日本ハム・大谷(現エンゼルス)や同・ダルビッシュ(現カブス)=いずれも4年目=らに続く史上13人目の快挙。今季2年連続で全143試合に出場し打率・322、29本塁打、85打点。安打数、打率、出塁率はいずれも2位にランクイン。2年連続でベストナインにも選出された。“チームの顔”として実績は十分だが、235%の大幅昇給が実現した背景には、グラウンド外の貢献度も大きく作用していた。

 「(吉田正の)グッズ収入は、チームでは近年まれに見るほどの売り上げ。“マッチョ動画”も自発的に参加してくれたし、京セラドームの場内CMなどにも、ほとんど出演してくれた。貢献度という意味でも高く評価しています」(関係者)

 得点圏に走者を置いて打席へ入る際に大型ビジョンで流れる「チャンス動画」では自ら覆面レスラーに扮するなど、昨季も話題を集めた「マッチョ動画」は、吉田正が担当職員と議論を重ねて作り上げた。本拠地・京セラドーム主催試合では、イエローを基調とした自身プロデュースのビニール製応援グッズ「チャンスダンベル」、「マッチョタンクトップ」を客席で見ない日はないほど。今季場内ビジョン限定でオンエアした株式会社ハーバー研究所の男性化粧品「男の美学」とコラボしたプロモーションCM出演にも協力するなど自慢のフルスイングだけでなく球団人気向上にも注力してきた。

 クールで寡黙な印象を与えがちだが、実は人一倍“オリックス愛”は強い。シーズン終了後も侍ジャパンのメンバーとしてプレミア12に参戦。1年間フル稼働した蓄積疲労は未知数な部分が残るにも関わらず、今月5日に大阪市内で収録される読売テレビ「バトルスタジアム」にも参加予定など年末行事にも積極的に顔を出し続ける。会見で「“やれば評価してもらえるんだ”という若手のモチベーションになってくれたら」との言葉は本音。グラウンド内外で奮闘する吉田正が、来季チームを上位に押し上げる。

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