オリ山本、イチ超え高卒4年目球団最高額 5000万円増の9000万円で更改

[ 2019年12月1日 05:30 ]

9000万円で更改した山本(撮影・成瀬 徹)      
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 オリックス・山本由伸投手(21)が30日、大阪市内の球団事務所で、5000万円増の年俸9000万円で契約を更改した。防御率1点台で最優秀防御率賞を獲得した最強右腕が、高卒4年目ではイチローを超える球団最高額を更新。来季は最多勝など先発投手4部門のタイトル総なめに意欲を示し、4冠右腕となって大台突破を狙う。

 来季エースナンバー「18」を背負う風格か。山本は、りりしい表情で切り出した。

 「1億円手前です。自分としては、しっかり評価していただいたので満足しています」

 今季年俸4000万円から、125%増の大幅昇給。1億円には届かなかったが、高卒4年目では95年イチロー(8000万円)を超えて球団最高額を更新した。大台突破を目指す来季、山本が掲げた目標は球団史上初の投手4冠だった。

 「1番勝てるように、1番抑えられるように。どの数字でも1番になれるように。どのタイトルも取れるなら良いなって。それくらいの数字を残したい」

 最多勝、勝率第1位、最多奪三振、最優秀防御率の先発投手の主要4部門タイトルの総なめ。球界を見渡しても2リーグ制以降では江川卓、斉藤和巳ら8人しかおらず、達成すればオリックスでは史上初の快挙となる。今季の勝利数(8)は8位タイ、勝率(・571)は6位、奪三振数(127)は5位と全て上位にランクイン。「沢村賞はまだ分からないけど、またNPBアワードに出られるように頑張りたい」と力を込めた。

 存在感が際立った1年だった。先発再転向した3年目の今季は20試合で8勝6敗、防御率1・95。左脇腹痛で夏場に1カ月離脱したが、最終戦で規定投球回をクリアした。最優秀防御率で初のタイトルを獲得。11月のプレミア12では侍ジャパンの世界一に貢献した。

 「調子の波が少ない投手になるためにレベルアップしたいですね。チームの優勝が1番。来季こそ優勝できるように」。最強右腕が、チームを96年以来遠ざかる頂点へ導く。 (湯澤 涼)

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