近本サイクルは全パの“アシスト”付き? 球宴での疑惑に当事者の秋山&松田宣が釈明 中居は不満

[ 2019年12月1日 22:35 ]

7回裏2死一塁、左中間適時三塁打を放つ近本。史上2人目のオールスターでのサイクル安打達成
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 プロ野球シーズンを締めくくるフジテレビ「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2019」が1日、午後7時から3時間スペシャルで放送され、7月13日のオールスター第2戦(甲子園)で阪神のドラフト1位ルーキー、近本光司外野手(25)が全パの“アシスト”付き?でサイクル安打を達成したという“疑惑”について守備側の当事者だった秋山翔吾外野手(31=西武)と松田宣浩内野手(36=ソフトバンク)が釈明する場面があった。

 11―3で全セが大勝を収めた第2戦。近本は三塁打を打てばサイクル安打…と大記録に王手をかけて7回2死一塁という場面で第5打席に入った。ここで全パの外野はまさかの前進守備に。近本は左中間へ長打性の当たりを放つと、二塁ベースを回って一度は止まりかけながら再度スタートを切って三塁ベースへスライディング。中継プレーでボールが三塁に到達すると、松田宣がスルーし、近本は1992年の古田敦也(ヤクルト)以来史上2人目、新人では史上初となる球宴でのサイクル安打達成となった。

 このプレーについて司会の中居正広(47)は「左中間で三塁打ってあんまり…。いくら足が速くてもね」と“疑惑”の目。スタジオに来ていたこのシーンの左翼手・秋山と三塁手・松田宣にプレーについて問いただした。すると、秋山は「そうです…ね」と歯切れ悪く話し始め「あの当たりで試合中に三塁打いかれたら…」とポツリ。中居から「あれも試合ですよ?気を付けてください!」と突っ込まれつつも「三塁打にさせたくないんで。下がりましょうって言って下がってたんですよ。そしたら、レフトから…球場もあんまり良くなかったんですよね、甲子園ていう。近本選手の所属球団(の本拠)っていうのと…なんかすごい声のボリュームで。“前にいけ!前に行け!”って。“後ろを空けろ”と」と阪神ファンからの“圧力”に屈しての前進守備だったことを明かした。

 「それで誘導されるような試合じゃいけないですからね」と渋い表情の中居。だが、秋山は「一応、周りを確認して。ベンチも確認して。前に来た方が良さそうだな…と判断しました」とし、「僕自身は、打ったのもフェンス直撃だったので。あれ?思ったよりボール返って来ちゃったな、と思いました」。中居が「返って来ちゃったって…」と突っ込むと「プロからすればフェンス直撃でもうきれいに返ってきちゃってるんで。しかもレフトで。行かせる…わけにはいかないっていうのもよぎったんですよ」と振り返った。

 中居はここで「基本的に行かせるわけいかないの!」とピシャリ。秋山は「ボールも滑るのもあったんでピュッとは投げなかったんですけど、わりかしいいボールがいってしまっ…」。そして、問題はそこから。松田宣は「僕はとにかくそんなことさせるか!って思って。絶対アウトにさしてやる!って思ったんですけど。本当に…スルーしてしまいました…」と自らの捕球ミスを消え入るような声で認めた。「え?あれ、本当のエラーなんですか?」と中居。「はい…」という松田宣に中居はさらに「近本選手まだあと3歩ぐらいあったから体で持ってって体で弾いてからでも間に合う(のでは)」と突っ込んだが、「そこはランナー見えてなくて…」と松田宣はたじたじ。「視野狭くないですか?」と食い下がる中居に「ボール捕ることだけに集中してたんで…」と松田宣が言い訳すると中居は「えっ!?プロってそれでやっていけるんですか?」と厳しいツッコミ。「あの時は視野が狭かったですね」と松田宣は爽やかに返答し、近本のサイクル安打についての談議は終了した。
 

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