桑田氏、高校野球球数制限に苦言「小手先の改革なのが残念」

[ 2019年12月1日 05:30 ]

逆転勝利に笑顔で選手を出迎える桑田監督(左から2人目)
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 元巨人の桑田真澄氏(51)が30日、21年に関西で行われるワールドマスターズゲームズのリハーサルを兼ねた兵庫県内での試合で日本マスターズ選抜の監督を務め、海外マスターズ選抜に10―8で逆転勝ち。「21年のワールドマスターズゲームズにはぜひ参加してプレーしたい」と意欲を示した。

 PL学園時代に1年夏から5季連続で甲子園に出場した桑田氏。高野連が来春のセンバツから導入を決めた「1週間で500球以内」という球数制限には「小手先の改革なのが残念」と感想を述べ、「1週間500球の医学的根拠がない。米国のように根拠をしっかり示すべき。球数の管理もどう取り組むのか具体的でない。これでは気合と根性の野球は変わらない」と疑問を投げかけた。

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2019年12月1日のニュース