病院内で語り継がれる「首都球団」戦いの歴史

[ 2019年10月28日 07:30 ]

ワールドシリーズ第4戦   ナショナルズ1―8アストロズ ( 2019年10月26日    ワシントン )

大学病院の廊下に描かれた本塁とバッターボックス(撮影・奥田秀樹通信員)
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 【Wシリーズ舞台裏】86年前の1933年にワシントンでワールドシリーズが開催されたグリフィス・スタジアムは現在、ハワード大学病院へと姿を変えている。ただ院内1階の廊下には本塁とバッターボックスが描かれ、壁には当時の写真も。かつてベーブ・ルースもプレーした球場の跡地とあり、世界中からファンが訪れるという。

 ここを本拠としたワシントン・セネタースは34年以降、長期低迷。61年からミネソタに移転し、ツインズと名を変えた。同年に2代目セネタースが誕生したが、こちらも72年でテキサスに移ってレンジャーズに。以後、05年にエクスポズがモントリオールから移転しナショナルズとなるまで、首都に球団がなかった。

 首都にはファンが根付きにくい。住民に官僚、政府職員が多く、彼らは他の地域の出身。いずれ去っていく。弱ければ興味を持たない。そこで、チームを買収したラーナー家はシャーザー、ストラスバーグに現在の契約で3億8500万ドル(約419億6500万円)を費やすなど、巨額の資金を投じた。それが実って12年以降はポストシーズンへ5度進出。悲願の頂上決戦を迎えている。(奥田秀樹通信員)

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