JR四国 初回にルーキー水野のタイムリーで2点先制も…投手陣が崩壊

[ 2019年10月28日 18:05 ]

第45回社会人野球日本選手権 1回戦   JR四国4―8ヤマハ ( 2019年10月28日    京セラD )

<JR四国・ヤマハ>1回2死満塁、JT四国・水野は左翼線に先制の2点適時二塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 4大会連続15回目の出場となったJR四国(四国・香川)はヤマハに敗れ、4大会連続初戦敗退を喫した。過去3大会はいずれも初戦零敗。この日は初回に幸先よく2点を先制したが、投手陣が崩壊し投打がかみ合わなかった。

 山田啓司監督(47)も「ピッチャーがもうワンランク、レベルアップしないと全国では厳しい。全国で勝てるチームづくりをもう一度やり直したい」と話すように、チームの課題は明白だ。

 ただ、ルーキーの水野達稀(丸亀城西)が先制の2点二塁打を放つなど光明もある。18年夏の甲子園では1番打者として出場。業務では高松駅や丸亀駅など地元で駅の業務に従事し、列車で通学する後輩たちの姿を見送りながら元気をもらっている。打順の上下を問わず活躍できる19歳は4打数2安打2打点と結果を残したが「甘い球は何球もあった。仕留められるように確実性を上げたい」と初戦敗退に笑顔はなかった。

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