阪神 糸井 来季全快宣言 驚異の回復「12月にダッシュできる」

[ 2019年10月28日 05:30 ]

いすに座ってティー打撃を行う糸井(撮影・北條 貴史)
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 来季こそ全快や! 左足首手術からの復活を目指す阪神・糸井嘉男外野手(38)が10月の術後初めて取材に対応した。移籍3年目の今季もシーズン完走とはならず悔しい思いをしたが、患部の状態については「前進している」と前向きに語った。随所にジョークを織り交ぜるなど、糸井節も全開。完全復活へ向け、視界は開けてきた。

 苦い過去への決別は、来季への決意表明となって表れた。10月上旬に受けた左足首の手術から2週間強。糸井が術後初めて、その胸中を明かした。

 「やっぱり前進はしていますね。(経過も思い描いていたより)早い。(状態は)たぶん良いと思う。歩行は(足首を)曲げたらダメな角度があるのでめっちゃ遅いんですけど。12月に入ったらダッシュもできると思う」

 力強い眼差しで、完全復活への道のりを見据えた。「左足首の関節鏡視下クリーニング術及び靱帯(じんたい)補強術」を無事に終え、今月9日に退院。術後左足首は固定され、松葉杖を使っての歩行を余儀なくされていたが、24日に抜糸した。26日からは室内で、椅子に座った状態でのティーバッティングを開始。12月からのダッシュ再開へ向けて、着実にリハビリをこなす毎日だ。

 「答えたくない。(やはり悔しい気持ち?)答えたくない」
 質問がシーズン最終盤に及んだ際には、様々な思いが交錯し口をつぐんだ。8月9日の広島戦で左足首を負傷。早期復帰を目指したが、心と体は一致しなかった。「無理してでもやりたいなと思っていたけど、その我慢が出来ないレベルの痛みがずっとあった」。阪神へ移籍した過去2年はいずれも途中離脱。並々ならぬ意欲で臨んだ今季も、完走を果たすことはできなかった。もう、こんな屈辱は2度と味わいたくない――。「マジで見通しが立たなかったので、(決断は)全然重くなかった」。迷うことなく手術に踏みれたのは、そのためだ。

 103試合の出場に終わったが、チームトップの打率・314、5本塁打42打点を残した。規定打席にも到達。矢野監督からも改めて「簡単なことじゃない。来年もしっかり頑張ってもらいたい選手にはかわりないんで」と期待された。

 「まだ3ミリくらいのネジが入っているんで。同化するらしいね。ネジが。ターミネーターやな。アイルビーバック!(登場曲のイントロを歌う)ターミネーターや」

 随所にちりばめられた超人節は、一足早い全快宣言でもある。移籍4年目。20年シーズンは余すところなく、持てる力を発揮する。(阪井 日向)

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