大谷、メジャー初シーズン100安打達成 16年青木宣親以来 積極走塁も判定覆らずアウト

[ 2019年8月25日 09:06 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2019年8月24日    ヒューストン )

第2打席、中前打で出塁した大谷は判定に“セーフ”とゼスチャー(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が24日(日本時間25日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦に3番・DHで出場し、第二打席で中前打をマーク。メジャー自身初となるシーズン100安打に到達した。

 相手先発は、今季ブルワーズから移籍し、12勝4敗防御率3.18と好調の左腕・ウェイド・マイリー(32)。初回、2死で迎えた第一打席では、2ー2と追い込まれると、5球目の低めの変化球に手を出してしまい、空振り三振に倒れていた。

 0―5とリードされて迎えた4回1死二塁の第二打席。4球目のストーレートをうまく中前に弾き返した。相手守備の隙を突いて二塁へ疾走し、スライディング。アウトの判定にすかさず、ビデオ判定を要求した。際どいタイミングのプレーだったが、判定は覆らず、惜しくもアウト。大谷は悔し気な表情を浮かべてベンチへと下がった。

 20日(同21日)、ダブルヘッダー第1試合はスタメンから外れて欠場。第2試合は5打数3安打で今季の安打数を99とし、メジャー移籍着後初となる大台到達に王手をかけていた。

 日本人のシーズン100安打は2016年の青木宣親以来。大谷にとっては、日本ハム時代の2016年以来、日米を通じて2度目となった。

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