巨人 山口俊、293日ぶり白星にも謙虚「優勝できるように頑張りたい」

[ 2018年4月3日 22:18 ]

セ・リーグ   巨人10―3中日 ( 2018年4月3日    ナゴヤD )

<中・巨>今季初勝利を挙げ、スタンドの声援に手を挙げて応える山口俊
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 昨年7月9日の阪神戦以来、268日ぶりの1軍登板となった巨人・山口俊が先発で6回3失点、同6月14日以来の293日ぶりとなる白星を今季初登板で飾った。

 初回を3者凡退で順調に立ち上がり、2回以降は走者を許しながらも低めへの制球がさえて後続を断った。6回こそ1死満塁から高橋に走者一掃の3点三塁打を浴びたが、続く平田、松井雅を空振り三振に切って取り、リードを守って救援陣に託した。

 試合後のヒーローインタビューで笑顔はなし。「勝てるように精いっぱい投げようと思った。援護をもらって6回で降板したのは反省なので、次の登板に生かしたい」と話し、敵地でも大きな声援をもらったことには「おかげで同点にされずに頑張れた。優勝できるように一生懸命頑張りたい」と感謝しつつ意気込んでみせた。

 昨年はグラウンド外での行動で名前が挙がることが多く1勝に終わった。チームのV奪回へ、初登板で好パフォーマンスを見せ、幸先良い勝利で今季のスタートを切った。

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