智弁和歌山、壮絶打撃戦制す 高嶋監督「完全な負けパターン」

[ 2018年4月3日 14:24 ]

第90回選抜高校野球大会・準決勝   智弁和歌山12―10東海大相模 ( 2018年4月3日    甲子園 )

<東海大相模・智弁和歌山>逆転勝ちで決勝進出を決め、ガッツポーズのエース平田(右)ら智弁和歌山ナイン
Photo By スポニチ

 第90回選抜高校野球大会第11日は3日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、第1試合は延長戦の末、智弁和歌山が東海大相模(神奈川)に12―10で勝利。壮絶な打撃戦を制して、1994年以来24年ぶりのセンバツ優勝に王手をかけた。

 智弁和歌山にとっては、初回に4点の先制を許し、逆転したが再び5点差に突き放される苦しい展開。春夏通じて3回の優勝を果たしている智弁和歌山の名将・高嶋仁監督は「守りで足を引っ張る完全な負けパターン」と苦笑い。決勝の相手はまだ決まっていなかったが、勝因を聞かれ「(選手たちの)大阪桐蔭と(決勝で)やりたいという気持ちが強かったのかな、と思う」と振り返った。

 この日はエース平田が初回無死から救援し、10回180球を投げた。疲れが心配され、高嶋監督は「(決勝は)うちはもう投手がいない。きょうと同じように当たって砕けろです」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月3日のニュース