智弁和歌山 24年ぶり春制覇王手 延長10回東海大相模下す

[ 2018年4月3日 13:48 ]

第90回選抜高校野球大会・準決勝   智弁和歌山12―10東海大相模 ( 2018年4月3日    甲子園 )

<東海大相模・智弁和歌山>4回表2死一塁、智弁和歌山・西川の右中間適時二塁打で一塁走者の神先が生還(捕手・佐藤)
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 第90回選抜高校野球大会第11日は3日、甲子園球場で準決勝が行われ、第1試合は智弁和歌山(和歌山)が延長の末、東海大相模(神奈川)に勝利。壮絶な打撃戦を制し、1994年以来の優勝に王手をかけた。

 智弁和歌山が驚異の粘りを見せた。初回に4点を失ったものの、3回2死満塁から四番・文元の左前2点適時打で追撃。4回には、東妻の左前適時打、神先の右前適時打で追いつき、2死一塁から西川の右中間適時二塁打で勝ち越した。その後、逆転を許し5点差となったが、7回に1点を返し、8回2死二、三塁からは三番・林の右翼フェンス直撃の2点適時打。さらに2死満塁から6番・黒川が中前2点適時打して同点とした。延長10回1死二、三塁から冨田の中犠飛で勝ち越した。さらに黒川の適時打でリードを広げた。

 東海大相模は集中打で終始、試合を優位に進めたものの、投手陣が踏ん張り切れなかった。

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