松坂“EXILEパワー”で巨人エグる!岡本を警戒「飛距離出てる」

[ 2018年4月3日 06:08 ]

5日の巨人戦に先発予定の松坂
Photo By スポニチ

 中日の松坂大輔投手(37)が5日の巨人戦(ナゴヤドーム)で今季初登板を迎える。相手打線では開幕カードで2本塁打8打点と絶好調の岡本和真内野手(21)を警戒した。

 中日でのデビューを3日後に控えた松坂はナゴヤドームで全体練習に参加。キャッチボールなど軽めの調整で体を動かした。西武時代の06年9月26日のロッテ戦以来となる日本での先発マウンド。「僕の口から言っていいのか分からないので」と言葉を濁したが、かつて「チームメート」だった岡本については警戒心を強めた。

 「プエルトリコで同じチームでしたが、あの時は体のわりに打球が飛ばない印象があった。けど、今は違う。本当に前(フォロースルー)が大きくなって飛距離が出ている」

 16年12月にプエルトリコのウインターリーグに参加し「カロリナ」に所属。岡本も同じチームで武者修行に励んでいた。

 ただ、あの頃とは違うと認識している。中軸の後の6番に座る若武者を封じなければ、06年9月19日のソフトバンク戦以来、4216日ぶりとなる日本での白星は見えてこない。岡本が2本塁打とも初球を打ったことを「早いカウントから積極的に来る」と頭にたたき込んだ。

 右肩の故障で投げられない日々が続いた中、応援をし続けてくれた人たちへの感謝を込めた登板となる。登場曲は同じ80年生まれで親交の深いEXILEのボーカル、ATSUSHIのオリジナル曲を流すことが決定。ソフトバンク時代からお願いしていたが「昨年は投げることができなかった。今年こそ流したいと思っていた」。復活勝利を目指し、友人の歌声を励みにマウンドに上がる。

続きを表示

2018年4月3日のニュース