WBC1、2次Rでプレーオフ導入 10日で最大8試合の過密日程も

[ 2016年11月11日 05:34 ]

<日本・メキシコ>投打で完敗し、ベンチの(左から)権藤コーチ、仁志コーチ、奈良原コーチ、小久保監督は渋い表情

 第4回WBCの1、2次ラウンドの詳細日程が10日に発表され、日本の1次ラウンド初戦は3月7日のキューバ戦に決まった。今大会から2勝1敗か1勝2敗で3チームが並んだ場合、後日発表される順位決定方式に基づきプレーオフが行われることも発表された。新ルール下では10日間で最大8試合を戦う過密日程になる可能性があり、この日の強化試合のように「初戦」は落とせない。

 組み合わせ以上に大きな影響力を与えるのが順位決定の変更だ。今大会から導入されることになるプレーオフを行うとなると、超過密日程が生まれる。小久保監督は「なかなか中4日では回せない日程となっている。先発は第2先発を含めて最低でも8人は必要と考えている」と語った。

 1、2次ラウンドは2勝1敗や1勝2敗で3チームが並んだ場合、2位、3位となるとプレーオフで突破チームを決める。3連勝ならそのラウンドは3戦で終了するが、2位、3位で勝敗が並ぶと、4戦目が発生。その上、前回大会は、1次ラウンド開幕から2次ラウンド終了まで11日間で6試合だったが、今回は10日間で最低6試合、プレーオフを1、2次ともに行うと最大8試合まで膨らむ。指揮官は「そこを考える前に、しっかり勝ち点を取ることを考えるのが先決」と3連勝での突破を目標とした。

 前回大会は先発タイプは第2先発を含め6人で回せた。しかし、今回は8人に加えて、プレーオフ用の先発投手も考えておく必要がある。ベンチ枠は28人。そのうち投手は13人と予想されるが、先発型を増やせば、試合終盤の救援起用の選択肢は狭まる。先発投手全体の総合力とともに、先発も救援もできる投手も貴重な存在となる。

 しかも1次ラウンド開幕の相手が同組で最大のライバルとなるキューバに決まった。「初戦に当たることは逆に、日本としても、(気持ちの)持って行き方として、いい準備ができると思う」と指揮官は話したが、この日のように初戦に星を落とすと、プレーオフも意識せざるを得ず、投手陣のやりくりが一気に難しくなる。(倉橋 憲史)

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