早実・清宮 同世代の履正社・安田を意識「自分より全然上」

[ 2016年11月11日 05:30 ]

第47回明治神宮野球大会

明治神宮大会の開会式に臨む早実・清宮

 秋の高校、大学の日本一を決める第47回明治神宮野球大会が、11日に開幕する。10日は明治神宮で開会式が行われた。秋季東京都大会を制した早実・清宮幸太郎主将(2年)とともに注目されるのが、高校通算42本塁打を誇る履正社・安田尚憲内野手(2年)。同世代のスラッガーに、清宮は早くも熱い闘志を燃やした。

 開会式の会場。自然と、ライバルの大きな姿が視界に入ってきた。自身の1メートル84、97キロに対し、安田は1メートル88、92キロ。でかい。同じ左の強打者を初めて目にした清宮は、「遠くから見ても大きかった。安田君の打撃の良さとか噂は聞きます。負けないようにしたい。今のままじゃ、自分より全然(安田の方が)上だと思う」と話した。普段から対戦相手には敬意を払うが、一選手のことで「全然上」と発言するのは珍しい。

 清宮はラグビー・ヤマハ発動機監督の克幸さんを父に持つが、安田もアスリート一家に育つ。父・功さんは大阪薫英女学院の陸上部監督で、14年の全国高校駅伝で初優勝。母・多香子さんは高校時代にやり投げで近畿を制し、兄・亮太さんはPL学園、明大を経て三菱重工名古屋で主将を務める。PL学園では1歳下の前田(現ドジャース)とバッテリーを組んだ。

 「今までは(自分が)年下という感じだったけど、同世代なんで負けてらんないな、と」。清宮は闘志をたぎらせる。秋季東京都大会決勝の日大三戦では、公式戦初の5三振。映像で何度も修正点をチェックし、6日の静清(静岡)との練習試合では高校通算75本目の一発を放った。対する安田は1年秋から42本塁打。プロのスカウトからは「清宮と肩を並べる両雄」と評されている。

 早実の初戦は12日の静岡戦。勝ち進めば履正社とは決勝で激突する。これから長く続くであろうライバル物語。自分こそが「清宮世代」の中心であることを、そのバットで証明してみせる。

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