オリックス 糸井残留が最優先 “陽獲り”出遅れ覚悟

[ 2016年11月11日 05:30 ]

オリックスの糸井

 阪神などが交渉解禁へ向けて早々に動きだした中、糸井の慰留がかなわなかった場合には日本ハムからFA宣言した陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の獲得へ動く方針を固めているオリックスは表立った動きを控えた。

 楽天などが関心を示す“陽岱鋼争奪戦”への出遅れを覚悟の上で糸井からの返答を待つ方針が改めて浮き彫りになった。

 キャンプ視察を兼ねて高知を再訪問した長村裕之球団本部長はFA宣言選手が公示されたことに「すべての選手ではないが、調査はしている。その選手が公示されたからと言って特別どうこうということはありません」と具体的な言及を避けた。秋季キャンプの指揮を執る福良監督も日本ハムのコーチ時代に公私で深い関係を築いた陽岱鋼に関して「駿太、大城が“(陽岱鋼を)獲らなくても大丈夫です”と言えるくらいだったらいいんだけどね」と話すにとどめた。

 FA市場の“解禁”を目前にしても優先事項が糸井の流出阻止にあることは変わらない。既に4年総額18億円前後の大型条件を提示し、宣言後も要望があれば再交渉に応じる姿勢を糸井側に伝えている。11日には阪神と糸井と初交渉が決まり、まずは動向を注視しながら今後に備える構えだ。水面下では陽岱鋼の調査を継続中ながら、楽天など他球団に先んじて交渉を許す可能性を否定できない。糸井の決断までは、もどかしい日々が続きそうだ。

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