来季の契約選択権破棄 カブスは今季15勝ハメル イ軍ではクリスプ

[ 2016年11月7日 09:56 ]

ジェーソン・ハメル投手 (AP)

 108年ぶりにワールドシリーズを制覇したカブスは6日、ジェーソン・ハメル投手(34)との来季契約選択権を破棄した。

 先発右腕のハメルはメジャー11年目の今季、30試合に登板して15勝10敗、防御率3・83。キャリア最多の勝ち星を挙げたが、終盤に調子を落とし、プレーオフで登板することはなかった。カブスからは来季年俸1200万ドル(約12億4000万円)の代わりに補償金200万ドル(約2億円)が支払われ、フリーエージェントとなる。

 また、カブスとワールドチャンピオンを争ったインディアンスも同日にココ・クリスプ外野手(37)との来季契約選択権を破棄。来季年俸1300万ドル(13億5000万円)の代わりに補償金75万ドル(約7800万円)がインディアンスから支払われ、フリーエージェントとなる。

 クリスプは今季がメジャー15年目。シーズン途中にアスレチックスからインディアンスに加入した。2球団合計で122試合に出場して打率2割3分1厘、13本塁打、55打点。プレーオフではレッドソックスとの地区シリーズ第3戦で決勝の2ラン、ワールドシリーズでは第3戦に代打で決勝の適時打を放つなど存在感を示した。

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