3日連続10時間猛練習、巨人秋季キャンプ V奪回へ桜井ら追い込み

[ 2016年11月7日 20:39 ]

<巨人秋季キャンプ第1クール3日目>宮崎の青空の下、走り込む(右から)篠原、與那原、中川、桜井、橋本篤

 宮崎の空は真っ暗だった。巨人の秋季キャンプ3日目。最後の選手が練習施設を後にしたのは午後6時30分を過ぎていた。午前8時30分過ぎのアーリーワーク開始から、3日連続で約10時間の猛練習。「時間も長くなって量も多いけど、必要なことだからね」と日焼けした顔で言ったのは、高橋由伸監督(41)だった。

 9人の育成選手など若手主体の24選手が参加している今キャンプ。技術面、体力面ともに練習量が多く、時折、選手たちの言葉にならない叫び声が、聞こえてくる。「きついけど(体力面も技術面も)両方必要。基本が大事なわけだし、基本をとにかくというところですね」と指揮官。キャンプ直前に野手のスイング数のノルマを聞かれると「できる限りやる」と限界への挑戦というより厳しい道を指し示した。

 投手もしかり、だ。初日の5日に147球を投げた1年目の桜井が、キャンプ2度目のブルペン投球で186球と、自身と今キャンプの最多投球数を更新。「この1年、怪我もあって、そんなに投げていない。投げていないからプロとしての課題も、あってないようなもの。とにかくまず投げられる、というところまで来ないといけないでしょう」。ブルペンを視察した指揮官は、厳しい表現の中に桜井への期待をにじませた。

 V奪回、チームの建て直しには若手の台頭は不可欠だ。常勝を義務づけられる一方、勝ちながら選手を育てるという困難な命題を課せられている巨人。高橋監督は「ここ(宮崎)でやっている選手が、1人でも2人でも出てくれば、その代わりに誰か下(2軍)にいくわけだから」と競争によるチームの活性化に期待した。

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