オリックス糸井がFA権行使を表明「これからも悩むと思う」

[ 2016年11月7日 13:06 ]

FA書類を提出し、取材に応じる糸井

 オリックスに対し、国内フリーエージェント(FA)権の行使を通達していた糸井嘉男外野手が7日、大阪市内の球団事務所を訪れ、FAの申請書類を提出した。

 糸井は「野手をやって10年経って(当初は)FAを取れるとは思わなかったが、取れるようにまでなって、手を挙げてくれる球団があるかもしれないので、話を聞いてみたい」と思いを語った。会見ではオリックスへの愛着も口にして、毎日、気持ちがが変わったと告白。「まだ、これからも悩むと思います」とも話した。

 オリックスはすでに4年契約で、出来高払いなどを含めると最大で18億円(推定)にのぼる大型契約を提示している。熟考していた糸井は1日に長村球団本部長に対し、「手を挙げさせてください。本当に夜も寝られないぐらい、ずっと考えて、いろんな人に相談しましたが、他球団の評価を一度、聞いてみたい」と電話で、権利行使を明言。この日、初めて自らの口で、宣言に至った理由などを語った。

 他球団との交渉は11日から解禁される予定で、阪神が獲得に乗り出すことが決定的となっている。

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