巨人・坂本 セ遊撃手初の首位打者に 3戦連続欠場で逃げ切り

[ 2016年10月2日 05:30 ]

<神・巨>欠場の坂本はイニング間に外野手とキャッチボールを行い、頭上でOKマークをつくる

セ・リーグ 巨人0―6阪神

(10月1日 甲子園)
 巨人・坂本が打率・344で自身初の首位打者に輝いた。初の最高出塁率(・433)も決まり、「2冠」となった。

 「素直にうれしい。今年に関しては安定して好不調の波が少なかった」。欠場したデーゲームの阪神戦直後は、2位で6厘差を追う広島・鈴木がナイターのヤクルト戦を控えていた。逆転には5打数5安打が必要だった鈴木は1番で起用されたが、4打数無安打。チームが9月28日に2位を確定させてから3試合を欠場し、逃げ切った形だ。

 遊撃手としてはセ・リーグ初の快挙。運動量の多いショートでフル稼働し「自信にはなりますが、満足はしていない。多少成長した部分はあると思うけど、良い成績を継続することが大事」と表情は緩めなかった。

 昨季の打率・269から、4年ぶりに3割に乗せて自身の最高打率を更新。好調の要因は軸足のためにある。春季キャンプで右足に体重を乗せる打撃フォーム改造に着手。ボールを呼び込むため、逆方向への安打が昨季の27本から44本に激増した。三振は79から67に減り、四球は65から81に増えた。「しっかり軸足にためをつくれているから飛距離も出るようになった。本塁打はヒットの延長」と昨季の12本塁打から23本と倍増させた。

 6月、ジャイアンツ球場での練習後。2軍にいる高卒2年目の岡本にハッパをかけた。「2軍でナンボ打っても金にはならんぞ!」。言葉だけでない。主将2年目の今季は、自身のバットで体現した。8日から本拠地でDeNAと対戦するCSファーストステージ。坂本は「このタイトルを励みにして、CSには万全の状態で挑みたい」と誓った。 (神田 佑)
【試合結果】

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