マリナーズ 青木でWC1差 4号!3戦連続マルチ3連勝

[ 2016年10月2日 05:30 ]

<マリナーズ・アスレチックス>2回、ソロを放った青木はチームメートに祝福される(AP)
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ア・リーグ マリナーズ5―1アスレチックス

(9月30日 シアトル)
 マリナーズは青木が4号ソロを含む3試合連続マルチ安打と活躍して3連勝。残り2試合でワイルドカード圏内に1ゲーム差に迫った。

 負ければ他チームの結果次第で終戦となる一戦。初回に先頭で9球粘って二塁内野安打で出塁し、カノの先制2ランを呼び込むと、2回2死では完璧な一発を右翼に放り込んだ。

 「すっ飛んでいきましたね。人生で一番の当たりかもしれない」。内角の直球を強振し、飛距離は391フィート(約119メートル)。ベンチに戻ると「ビッグパワー」とからかわれた。5試合連続安打で、9月5日の2度目のメジャー昇格後は打率・369、3本塁打、11打点。エドガー・マルティネス打撃コーチは、力強くなった青木のスイングについて「以前はインステップしていたが、今はスクエアで打つようになり、腕がうまく出せるようになった。下半身も連動している」と分析する。

 打率がメジャー1年目からクリアしている2割8分台(・282)に乗るのは4月上旬以来で「とにかく打ってチームに貢献したい」。残り2試合で、先発は1日(日本時間2日)が岩隈、2日(同3日)がヘルナンデス。青木が2本柱を援護すれば、逆転プレーオフ進出も見えてくる。(小林由加通信員)

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