ラミ、由伸、梨田監督が初戦飾る 金本阪神&福良オリは黒星発進

[ 2016年3月25日 21:43 ]

<広・D>初勝利のウイニングボールを手に笑顔でVサインのラミレス監督

 プロ野球は25日開幕。パ・リーグは3年連続日本一を目指すソフトバンクが楽天に逆転負け、新人から4年連続で開幕投手を務めた則本が3回以降立ち直り、梨田監督の初戦勝利をもたらした。ルーキーのオコエは代走でプロデビューを果たした。

 日本ハム・大谷とロッテ・涌井の最多勝投手同士の対戦は、大谷が初回に160キロを連発したものの3失点、対する涌井は丁寧な投球で7回無失点、救援陣が1点差まで迫られたが西野が締めて逃げ切った。

 西武は初の開幕投手を務めた菊池が6回2失点、オリックスは金子が7回3失点の投球。試合は3―3の同点から9回、オリックスの新外国人モレルの勝ち越し打が出たが、その裏に逆転サヨナラ負けを喫した。

 セ・リーグは昨年優勝のヤクルトが敵地で巨人と対戦、小川が長野に2016年初本塁打を許し6回1失点、リリーフ陣も失点し黒星発進となった。巨人は高橋監督が初戦を飾った。

 金本新監督の初采配となった阪神は、中日と中盤まで接戦を演じたが、終盤突き放されて敗れた。中日は新外国人のビシエドが勝ち越し適時打と1号本塁打の活躍を見せた。

 DeNAはラミレス監督が敵地で初戦を迎え、新人・柴田の先制2点適時打を初の開幕投手井納から3人のリレーで守り切った。

 今季新監督を迎えた5チームは楽天、DeNA、巨人が勝ち、阪神、オリックスが黒星スタートとなった。

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