ロッテ涌井 大谷覚悟!「勝ったままマウンド降りる」

[ 2016年3月25日 05:30 ]

開幕を控え気合十分にキャッチボールをする涌井

パ・リーグ ロッテ―日本ハム

(3月25日 QVCマリン)
 7度目の開幕マウンドに上がるロッテ・涌井は最終調整を終え「最初のアウトを取るまでは緊張する。100回やっても緊張は変わらないと思う」と高ぶる気持ちを表現した。

 昨季最多勝を分け合った大谷とは初の投げ合いになるが「(最多勝は)去年のことなので気にしない。先に点を与えない。勝ったままマウンドを降りる」と冷静に話した。警戒したのは4番中田。日本ハム戦は昨季2戦2勝だが、中田には7打数3安打の打率.429、1本塁打を許した。「抑えれば2、3戦目にもつながる」と役目は十分に理解している。

 勝てば現役単独トップの開幕戦5勝目。昨季試合ごとに一般公募した登場曲も2人組ボーカルグループ「ビーグルクルー」の「The ONE」に決まり、気持ちも新たに臨む。伊東監督は「彼に勝ち星をつけられるような試合にしたい」とイメージした。 (渡辺 剛太)

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2016年3月25日のニュース