マー君 開幕大丈夫!?自己最悪タイ7失点 4回9安打

[ 2016年3月25日 05:30 ]

<ナショナルズ・ヤンキース>4回で9安打を浴び、自己ワーストタイの7失点だった田中(AP)

オープン戦 ヤンキース0―13ナショナルズ

(3月23日 ビエラ)
 ヤンキース・田中が23日(日本時間24日)、ナショナルズ戦に先発し、4回で9安打を浴び、日米通じて自己ワーストタイの7失点(公式戦含む)。自責点7はメジャーでは自己ワーストの大乱調だった。

 初回に1点を先制されると、3回には2発を浴びるなど6失点。「変化球も直球系も球が全部高かった。シーズン中でなくてよかったと考えるしかない」と振り返った。

 昨年10月に右肘骨片除去手術を受け、キャンプでは慎重に調整を続けてきた。この日はフォームを意識しすぎるあまり、力感がなく、腕を振れない場面が目立った。「調整しながら投げている部分を見せてしまっている。自分の中でいろいろ考えすぎて体がしっかり動いていない」。直球の最速も89マイル(約143キロ)で平均は138キロ。開幕に向け、本来なら上がっていく球速はオープン戦で投げるたびに下がっている。開幕まで登板はあと1試合。確実視される2年連続開幕投手に不安を残す結果に、ジョー・ジラルディ監督も「次の登板がとても重要になる。いい成績を残してシーズンを迎えてもらいたい」と注文をつけた。 (ビエラ・東尾 洋樹)

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