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亀井 充実V打「最近はふがいない気持ちで胴上げしてきた」

<D・巨>4回2死一、三塁、亀井は右前適時打を放つ

セ・リーグ 巨人6-3DeNA

(9月26日 横浜)
 巨人・亀井は、歓喜の輪の中でナインから何度も頭を叩かれた。決勝打を放ったヒーローへの祝福。今季の苦しみを忘れさせる心地良い痛みだった。

 「やっぱり優勝は良いですね。最近は優勝してもふがいない気持ちで胴上げしてきた。貢献できて良かったです」

 0―0の4回2死一、三塁。井納のフォークを右前へ運ぶ先制適時打。「難しいことは考えずシンプルに自分のスイングができた」。この一打で打線を目覚めさせ、片岡の2点打を呼び込んだ。先発した内海、片岡とは同学年。春季キャンプ休日には同学年のメンバーを集め、ゴルフから夕食まで時間を共にした。春先から育んできた絆が、リーグ3連覇を決めた試合でそろって活躍した。

 2月の沖縄キャンプで右手人さし指を骨折。2軍でリハビリ中、後藤育成コーチの指導で「視界がパッと開けた」。球を芯で捉えることだけに集中し、その後の結果は遮断するという同コーチ独自の「ブラインドショット」と呼ばれる考え方。結果に一喜一憂し、フォームの修正を繰り返していた姿はもうない。

 今季初出場となった5月31日のオリックス戦(京セラドーム)。チームは9回まで金子に無安打に抑えられたが、延長12回に決勝弾を放った。「この一発でチームにすんなり入れた」。今季のハイライトといえる一試合だった。その交流戦では4度の勝利打点を挙げ、MVPに輝いた。

 8月に左大腿筋の肉離れで再び離脱。痛みが引いてからは「バッティングはランニング」と真夏のジャイアンツ球場でポール間走に明け暮れた。復帰戦となった9月2日の広島戦(長野)でもソロ本塁打。「特技、ケガの功名だからね」。不屈の精神ではい上がった。

 目指す頂はまだ先にある。「日本一?みんな目標はそこなので。しっかり調整してやっていきたい」。無類の勝負強さで次は日本一へ導く。

[ 2014年9月27日 05:30 ]

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