早いやろ…牛島氏、浪商時代の“相棒”悼む「彼の背中見ながら」

[ 2014年9月27日 10:06 ]

南海2位に指名された香川伸行氏(左)は中日1位指名の牛島和彦と躍進を誓い合う
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 プロ野球の南海・ダイエーで活躍し、「ドカベン」の愛称で親しまれた香川伸行氏が26日、心筋梗塞のため、福岡県内で死去した。52歳だった。浪商(現大体大浪商)時代にバッテリーを組んだ牛島和彦氏(スポニチ本紙評論家)は“相棒”の早すぎる死に「寂しい」と胸中を吐露した。

 なんでや…。まだ早いやろ。具合が悪いとは聞いていたけど、強い運を持っている男だからきっと乗り越えてくれると思っていた。こんなに早く逝ってしまうとは…。

 彼と出会ったのは大東市立四条中学のときだった。3年夏の大阪府大会で対戦した優勝候補筆頭の大体大付属中学のごっつい体をした4番の捕手が香川だった。天理に行くつもりだった私が浪商に進んだのは「3年後に強いチームをつくりたい」と熱心に誘われたから。系列の中学から上がってくる香川とバッテリーを組ませて低迷していた野球部を復活させたいということだった。

 ドカベンは中学時代からスーパースター。凄い打球を飛ばしていた。彼の大きな背中を見ながら追いつき追い越せでやった結果が3度の甲子園。3年春は準優勝、夏はベスト4という成績を残せた。今の自分があるのも彼がいたからだ。

 東京と福岡。最近はなかなか会う機会がなく数年前、母校が甲子園へ行ったときに会ったのが最後になった。もうボールを受けてもらえへんのやな。寂しい。

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