金子誠が現役引退を表明「21年間やってきたことに悔いはない」

[ 2014年9月27日 12:55 ]

試合前、引退会見を行った金子誠

 日本ハム・金子誠内野手(38)が27日、本拠地の札幌ドームで会見し、今季限りで現役を引退することを表明した。

 金子誠は「悔いはまったくない。プロ野球選手が大好きで(辞める)寂しさはあるけれど、21年間やってきたことに悔いはない」と心境を語った。

 常総学院から93年ドラフト3位で日本ハムに入団。3年目の96年に二塁でレギュラー定着し、新人王を獲得した。02年から遊撃にコンバートされ、強肩を生かした守備と意外性のある打力で、06年の日本一を含めて4度のリーグ優勝に貢献した。

 しかし、ゴールデングラブ賞に3度輝いた名手も近年は両膝、アキレス腱などに故障を抱えており、「ここ数年は自問自答を繰り返していた」と悩んだ末の決断だったことを明かした。今後は未定で、10月1日の楽天戦(札幌ドーム)の後に引退セレモニーが行われる。

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2014年9月27日のニュース